ボルボは、フラッグシップ・クロスオーバーSUV『XC 90』をベースとした防弾・防爆仕様の「XC 90 Armored」(XC 90 アーマード)を初公開しました。
開発に2年近くかけられたというこのモデルは、「VPAM VR8」という最高レベルの防爆規格に認定され、360度の高い防弾や防爆性を保つといいます。同ブランドのマーケティング担当執行役員であるステファン・グリーン氏によると、XC 90の動力性能を維持しながら高度な保護性能を有し、世界のVIPへ提供する準備がされているようです。
特殊装備として弾丸や爆発物から身を守る高さ10mmの高強度スチールアーチ、最大厚さ1.96インチ(50mm)のガラス、強化サスペンション、専用ブレーキを装備。これら特殊装備には3.085ポンド(1,400kg)が加わり、5人の定員が乗車した場合最大9,898ポンド(4.5トン)という超ヘビー級になります。
すでに予約は可能で、2019年末にはデリバリーが開始される見込みです。また「XC 60 T6 AWD」や「XC 90 T6 AWD」をベースとした装甲車の軽量バージョンも計画されているようです。
(APOLLO)