●クラス初となる後退時の衝突被害軽減ブレーキなどを採用
スズキは、4ナンバー登録となる軽商用車のエブリイと、5ナンバー登録の軽乗用車エブリイワゴンを一部改良し、安全装備を充実させて6月17日から発売しました。
今回の一部改良は、夜間の歩行者も検知する衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」に加えて、軽キャブバン/軽キャブワゴン初となる後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」などを採用し、スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」の機能を充実させているのがポイント。
これらの機能をエブリイワゴンに標準装備し、軽商用車のエブリイにもJOIN、JOINターボ(5MT車除く)に標準装備されたほか、メーカーオプション設定されるグレードが増え、「スズキ セーフティ サポート」装着車はエブリイGAを除く5AGS車、4AT車に設定されます。
これらにより、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」に該当するほか、軽乗用車エブリイワゴンは国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)認定車」にも該当。
「スズキ セーフティ サポート」は、デュアルカメラブレーキサポート、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシスト、後退時ブレーキサポート、後方誤発進抑制機能、リヤパーキングセンサーから構成されています。
また、利便性の高いオーバーヘッドシェルフがエブリイのPA、PAリミテッドに採用されています。
商用エブリイの価格帯は、GA(標準ルーフ)が950,400円〜1,080,000円。ハイルーフが950,400円〜1,502,280円です。さらに、エブリイの特別仕様車(商用)の価格帯は、972,000円〜1,288,440円(ハイルーフのみ)。
エブリイワゴンは、1,479,600円〜1,836,000円で、全グレードに標準/ハイルーフが設定されています。
(塚田勝弘)