コックピットは予想外のデザイン採用!? BMWのEVクーペ「i4」をキャッチ

●4ドアEVクーペ「i4」はコンサバなデザインに?

BMW初のEV4ドアクーペ「i4」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。またそのキャビン内の撮影に初めて成功しました。

「i4」は、スポーツクーペ「i8」や近々登場が予想されるクロスオーバーSUV「i3」に続く「i」シリーズのため、室内はそれらモデルと同じ独創的なデザインが採用されると予想されていました。

しかしカメラが捉えたコックピットは、レザー巻のステアリングホイールの奥には12.3インチとみられるデジタルクラスタ、その右側には10.25インチのインフォテイメントシステムを備えるおなじみのセンタースタックと金属のアクセント持つスタイリッシュなレジスターが見てとれ、新型「3シリーズ」からインスパイアされたデザインとなることがわかります。

プラットフォームには「CLAR」モジュラーアーキテクチャを採用。エクステリアのカモフラージュに変化は見られませんが、少し湾曲したフロントガラスから、なめらかなルーフライン、コンパクトなトランクリッドスポイラーなどが見てとれます。

EVのためリアバンパーに見えるエキゾーストパイプはフェイクで、フロントエンドには専用の密閉されたキドニーグリル、バンパーを持つはずです。偽装されたドアノブは、手をスライドさせるだけでドアが開く技術が搭載されている可能性があるようです。

予想される性能は、1回の充電による航続が373マイル(600km)以上、最高速度は200km/h、0-100km/h加速は3.8から3.9秒です。駆動方式はFRベースで、ハイエンドモデルは4WDが有力視されます。

i4市販型のワールドプレミアは、最速でも9月のフランクフルトモーターショーですが、2020年以降となる可能性もあります。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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