約30車種に対応する「カロッツェリア サウンドチューニングキット」の車種専用パッケージ「インカーチューニングマット」1種類を発売

パイオニアは、2019年夏モデルとして車種ごとに最適な音響空間を実現する「カロッツェリア サウンドチューニングキット」の車種専用パッケージ3種類、「インカーチューニングマット」1種類を発表しました。発売は2019年6月です。

サウンドチューニングキットの車種専用パッケージ「UD-S701/S702/S703」は、ドアの内部で発生する不要共振などの音質劣化要因を車種ごとに解析し、独自開発の音響パーツの取付位置などを示した車種専用のマニュアルに沿って取り付けるだけで、最適な音響補正を実現するというキットです。

同キットには、中高域の歪みや定位感を改善し、原音に忠実な中低域再生を実現する「制振シート」「制振パッド」が採用されているほか、音漏れと干渉を防ぐことでスピーカー本来の性能を引き出す「遮音パッキン」を用意。

さらに、ドアの不要な振動を抑えることでクリアな中低域再生と迫力ある低域再生を実現する「3層構造マルチファンクションマット」という構造が採用されています。

対応車種は、トヨタでは、アクア、アルファード/ヴェルファイア、ヴォクシー/ノア、エスクァイア、ハイエース、ハリアー、ランドクルーザー・プラド。日産は、エクストレイル、セレナ、ノート。スバルはWRX、インプレッサ、レヴォーグ、XV、フォレスターなど。マツダはデミオ、CX-3、CX-5、CX-8など。ホンダはN-BOX、ステップワゴン、ヴェゼル、フィット。ダイハツはタント、ムーヴ。スズキがスイフト、ワゴンRなどです。

国産車約30車種を解析した情報をもとに、各パーツの最適な取付位置などを車種ごとにまとめた「車種別取付マニュアル」が用意されています。

一方のインカーチューニングマット「UD-S501」は、ドアの内張りを外すことなくドアポケットに貼るだけという簡単装着で、歪みのないクリアな中低域再生を実現する「4層構造マルチファンクションマット」が採用され、キャビンの音質向上が可能。

サウンドチューニングキットの車種専用パッケージ「UD-S701/S702/S703」の価格は6500円(税別)。「サウンドチューニングキット/インカーチューニングマット」の「UD-S501」は3000円(税別)です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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