●かつでの名門メーカー・MGが開発中のSUVをキャッチ
MGの『Xモーション コンセプト』の市販型プロトタイプを再びキャッチしました。
MGはフラッグシップ・クロスオーバーSUVとして「X-Motionコンセプト」を2018年北京モーターショーで初公開しましたが、フロントエンドなどのデザインがスバルやマツダのSUVを彷彿させるとして話題となっています。
捉えたプロトタイプはカモフラージュも重いですが、コーナーエアインテーク、グリル、テールライトなど多くのパーツがコンセプトモデルから継承されているようです。
「MG」はもともと「モーリス・ガレージ」の略称と伝えられています。1910年ごろから小型スポーツカーのメーカーとしてスタート。その後「BMC」や「Austin Rover」を経て、1986年には「Rover」、2000年には「MG Rover」と、転身を繰り返しています。日本では、1995年の「MG-F」の人気が記憶に残ります。
2009年からは、中国の自動車大手・上海汽車集団(SAIC)の傘下となったわけですが、そのあたりから日本車を模倣したようなコンセプトモデルなどが目立ち初めています。
市販型パワートレインは、Roeweブランドの大型クロスオーバーSUV「RX8」から流用される2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーを搭載し、最高出力221ps・最大トルク360Nmを発揮、8速ATと組み合わされます。またプラグインハイブリッドの設定も濃厚で、駆動方式はFFながらオプションでAWDが選択可能となります。
ワールドプレミアは、2019年内が有力です。
(APOLLO)