2016年10月にトヨタとスズキは、業務提携に向けた検討を開始すると発表しました。その会見の場で、両社は環境や安全、情報などの分野で先進・将来技術の開発が求められるという危機感を示していました。さらに、2017年2月6日には、両社が業務提携に向けた覚書を締結しました。
しかしそれ以降、両社の具体的な進展はそれほど表に出てきませんでした。
トヨタとスズキが具体的内容の検討を続けてきた結果、2019年3月20日、トヨタが持つ強みである電動化技術、スズキが持つ強みである小型車技術を持ち寄り、生産領域での協業や電動車の普及など、新たなフィールドでともにチャレンジしていくため、具体的な検討に着手することに合意したと発表しました。