ドイツを拠点とするチューニングメーカー「Pogea Racing」は、アルファロメオ「4C」を過激にカスタマイズした『4C Zeus』を世界初公開しました。「4C」は、2013年のジュネーブモーターショーで市販型を発表。2014年からは日本市場にも投入されているライトウエイトスポーツです。
「Zeus」は、ただでさえ895kgと軽量のボディからさらに220ポンド(100kg)をトリミング。ベースモデルが搭載する1.75リットル直列4気筒は、改良されたターボチャージャー、アップグレードされた高圧ポンプ、インジェクター、ステンレス製エキゾーストシステムにより、240psから350psへ大幅にアップしています。
ボディは2インチ(50mm)ローダウンさせ、カーボンファイバーを多用、0-100km/h加速は1.1秒も短縮され驚異の3.4秒へ。200km/h加速は8.1秒、最高出力は258km/hから304km/hへとスーパーカー並のパフォーマンスを発揮します。キャビン内では、ランボルギーニからインスパイアされたオレンジカラーのアクセント、ベントレー風ブラックのナッパレザーとポルシェから派生したパンチングレザーを組み合わせるなど、究極の合わせ技で仕上げています。
Zeusは世界限定10台の発売ですが、既に3セットをデリバリー済。残りは7台ですが、キット価格は5,0100ユーロ(約640万円)で、4Cは自分で用意しなければならないとのことです。
(APOLLO)