アルファロメオが開発中のSUVは、ジープ「レネゲード」がベースか?

アルファロメオが現在開発していると見られるクロスオーバーSUVの最新情報を、米「AutomobilMagazine」が報じました。

以前この新型モデルの車名を「カルマ」とお伝えしていましたが、今回名称に関しては言及されていません。また発表時期も不明です。

同誌によるとFCAの新CEO、Mike Manley氏は「ジュリア」と「ステルヴィオ」に採用されている「Giorgio」プラットフォームのコンパクトバージョンの代わりに、ジープのコンパクトSUV「レネゲード」とアーキテクチャを共有する可能性があることを示唆したようです。

これはジープ最小のプラットフォームで、フィアット「500X」などに採用されています。基本モデルは前輪駆動で、高級仕様は全輪駆動となっています。

アルファロメオがこのプラットフォームを採用する場合、エンジンラインアップのほとんどを「レネゲード」と共有することになるはずです。またプラグインハイブリッドも現在開発している可能性が高いようです。

開発が順調に進めば、2020年にもジュリアの全身である「159」と同じ、イタリア・ナポリ近郊のポミリアーノ工場で生産がスタートすると予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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