●新型BMW M3は新開発の3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載?
BMWのコンパクトサルーン、「3シリーズ」の頂点に設定されるハイパフォーマンスモデル「M3セダン」の開発車両を、これまででもっとも偽装が軽い状態でカメラが捉えました。
目撃したテスト車両は、ヘッドライトにダミーを装着し、グリルやバンパーのデザインは完全に隠されています。しかし「3シリーズ」と同様のL字型テールライトやセンターに寄せたクワッドエキゾーストパイプ、ディフューザーなどが初めて露出しています。またブレーキャリパー、クロスドリル・ブレーキディスク、エアロダイナミックサイドスカート、拡張されたフェンダーフレアなども見てとれます。
コックピットは、「3シリーズ」新型から継承される12.3インチのデジタルインストルメントクラスタ、及び10.25インチのインフォテインメントシステムを搭載します。
パワートレに関する最新情報ですが、次期型には「ピュア」「ベース」「コンペティション」の3つのグレードが設定される可能性があるようです。このうち「ピュア」は最も軽量化されたモデルとなり、最高出力454psを発揮する新開発3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載します。先日、お伝えしたFRのピュアスポーツと思われるグレードで、6速MTと組み合わされます。「ベース」グレードは最高出力475psを発揮し、最強「コンペティション」は最高出力500psを叩き出します。また「ベース」と「コンペティション」には、8速ATと組み合わされる「M xDrive」四輪駆動が搭載されるでしょう。
ワールドプレミアは、これまで2020年と予想されていましたが、早ければ2019年9月のフランクフルトモーターショーで2ドアクーペ「M4」と同時デビューも期待できるようです。
(APOLLO)