初のFFモデルとしてデビュー? アウディ・A1に「オールロード」が登場へ

●オールロード初のFFモデル? アウディ・A1「オールロード」がテスト中

アウディのコンパクト・ハッチバック、新型「A1」に初めて設定されるクロスオーバーモデル「A1オールロード」の最新テスト車両をカメラが捉えました。

厳冬のスカンジナビア山中で捉えたプロトタイプは、僅かにリフトアップされ、ワイドなホイールアーチ、広いサイドシルなどが確認できます。しかし、フロント&リアバンパーのデザインは完全に隠され、グリルやヘッドライトも市販型パーツと判断出来かねるため、ディテールは不明です。

そのなかでも最新情報も入手しました。注目される前輪駆動「4WDクワトロ」システムの搭載の行方ですが、現段階では高度なトラクションコントロールによる前輪駆動の可能性が高いようです。実現すれば「オールロード」初のFFモデルとなります。これは4WDを持つ「Q2」とバッティングを避けるためと思われます。

しかし、間違いなく4WDクワトロを搭載すると伝えるメディアもあり、断言はできません。またパワートレインには、最高出力200psを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンのみ設定される可能性があることもわかりました。

室内には、最新世代のバーチャルコックピットを装備。10.25インチのデジタルインストルメントクラスタ、最大10.1インチのMMIインフォテインメント・タッチスクリーンの搭載も確実でしょう。

ワールドプレミアは、2019年秋ごろと予想されており、販売価格は3万ユーロ(約375万円)程度と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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