【東京オートサロン2019】N-VANをベースとした世界で一台の走るアトリエが完成

●「♯NVAN_Dream」から産まれた「走るアトリエ」となるN-VAN

2018年7月13日に販売開始された軽商用車のホンダ・N-VAN。スーパーハイトワゴンのヒットモデルであるN-BOXをベースにビジネスユースとして設計された優れたユーティリティ性を誇るモデルです。

ホンダはそのN-VANを使って、「あなたの夢を叶える、世界一台のN-VAN」を作ろう!というプロジェクト、「♯NVAN_Dream」を開催しました。これは仕事にも遊びにも使えるN-VANを活用してホンダがあなたの夢を実現するというもので、2018年7〜8月にかけて「あなただったらどんなふうにN-VANと働く?遊ぶ?仕事に、趣味にN-VANをフル活用したアイデアや夢を募集しました。

厳正な選考の結果、ちひろさん(@chitti_design)さんのART STAND 芸術・美術の屋台に決定しました。イラストレーターであり、ママであるちひろさんがお子さんと一緒に外の世界に連れ出してくれる走るアトリエ。似顔絵に限らずショップなどとコラボして手作りパッケージデザインやオリジナルTシャツ作りなどアートな活動を広げていくベースキャンプです。

実車の制作を担当したメイカーズベースさんはちひろさん一人でもテーブルやイスが設営できることを第一に考えましたと話してくれました。N-VANの車内にはイラストを描く画材道具だけでなく、おむつ入れなどのスペース。そして、ベビーベッドも設置しママであるちひろさんが安心して子育てと仕事ができる空間へと仕立てられています。

1月11日の東京オートサロンのホンダブースでちひろさんは初めて完成したクルマを目の当たりにして、感動で瞳が潤んでいました。

また、♯NVAN_Dream外伝として、お笑い芸人でバイク好きなチュートリアルの福田さんがバイクの魅力を伝えたい!という夢を叶えるためにN-VANをベースとしたチュートリアル福田カスタム仕様車with FLEXを展示しています。

アルミ板による耐久性強化をはじめ、レースのパブリックビューイングも可能なモニターを積載するなど、バイク好きらしい工夫がいっぱいです。使い方にあわせてカスタマイズが可能なN-VAN。あなたにピッタリの使い方を提案してくれるかもしれません。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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