VWの新型ミニバン開発車両を初スクープ!高性能「R」も用意

フォルクスワーゲンの次世代ミニバン、「バリオスポーツ」(仮称)の開発車両を、カメラが初めて捉えました。

VWでは、年々MPVの販売が落ち込んでおり、現在クロスオーバーSUVに顧客が流れています。。この動きは今後10年でさらに加速すると見られており、社内で再編が検討されてるようです。

その第一弾として出した答えが、「ゴルフ スポーツバン」と「トゥーラン」の消滅と、新型MPVの開発と言われています。

南ドイツの飛行場で捉えたプロトタイプは「トゥーラン」のテストミュールですが、徐々に全貌が見えてきました。

プラットフォームには「ゴルフ」次期型と共有する最新世代の「MQB」を採用。捉えた試作車はCピラー以降が延長されており、「トゥーラン」より長い全長4.7m程度が予想されます。

シートレイアウトは5シーターと7シーターを設定。2列目には回転シートを持ち、インフォテインメント・ディスプレイを装備するといいます。ドアは、ホンダ「オデッセイ」はトヨタ「シエナ」のようなスライド式ではなく、従来のヒンジ式が採用されます。

パワートレインは、最高出力130psを発揮する1.5リットル直列4気筒ガソリンターボ及びディーゼルターボエンジン、最高出力197psと292psを発揮する2リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンが予想されています。

後者は高性能モデル「ゴルフ8 GTI Performance」と共有します。頂点には、2リットル直列4気筒ガソリンターボ+電気モーターのマイルドハイブリッドモデルを設定。最高出力380psとも噂され、「ゴルフRヴァリアント」次期型と共有すると見られます。

開発は初期段階で、初公開は2020年以降となりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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