これぞ究極のMINI。300psを発揮する「JCW GPコンパクト」、600万円で市販か!?

MINIは2017年のフランクフルトモーターショーにて「ジョンクーパーワークスGPコンセプト」を初公開しましたが、その市販型プロトタイプを初めてカメラが捉えました。

スクープに成功した開発車両は、「JCW GP」の巨大なウィングだけが装着されている『MINI JCW』のテストミュールの段階です。今後生産仕様へ向け、カーボンファイバー製フロントエプロン、立体型オーバーフェンダー&サイドエアロ、リアディフューザーなどアグレッシブなエアロパーツを装着していく可能性が高いです。

「JCW GP」は究極の速さを求め、2006年に初代、2012年に2代目が市販化されており、これが3代目となります。いわずと知れたMIINIの高性能モデル「JCW」をベースに、さらなる高速レベルを求め誕生したレーシングモデルです。この3代目では、これまででもっとも過激に進化を見せてくれるはずです。

期待されるパフォーマンスは、ベースモデルの「JCW」より最高出力が50〜70psアップされ、280ps〜300psへと大きく向上すると見られています。予測価格は5万ドル(約560万円)以上で、2,000〜2,500台の限定生産になるとレポートされています。

ワールドプレミアは、2019年末となりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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