サン・クロレラ アジアクロスカントリーラリー2018出場の3連続優勝ナタポンと日本からの哀川翔チームへTOYO TIRESがOPEN COUNTRY M/Tを供給

サン・クロレラ アジアクロスカントリーラリー2018にTOYO TIRESが日本とタイの有力チームに、オフロード向けSUV/CCV用タイヤOPEN COUNTRY M/Tを供給し戦うそうです。

アジアクロスカントリーラリー(英名/Asia Cross Country Rally、総称/アジアンラリー)とは、アジア各国を基点とし、山岳部やジャングル、海岸、プランテーション、サーキットなど、アジアらしい地域、路面、自然、気候の中で毎年8月に開催されるラリーです。

2018年大会で23回目を迎えるアジアクロスカントリーラリーは、初開催の1996年から2017年までに、タイ王国、マレーシア、シンガポール共和国、中華人民共和国(雲南省)、ラオス人民民主共和国、ベトナム社会主義共和国、カンボジア王国、ミャンマー連邦共和国など8カ国を走破してきたそうで、毎年コース設定や通過国が変わっています。近年はタイを出発点として開催され、2018年大会は、8月12日(日)にタイ王国のビーチリゾート、パタヤをスタート、8月18日(土)にカンボジアの首都プノンペンでフィニッシュします。MOTO/QUAD部門、SIDECAR部門、AUTO部門に分かれ、総走行距離約2,200kmを走破します。

 

TOYO TIRESは、今回のサン・クロレラ アジアクロスカントリーラリー2018にタイ王国から参加するNattaphon ANGRITTHANON(以下、ナタポン)選手のチーム「The Land Transport Association of Thailand-Singha-Isuzu」と、日本の俳優・哀川翔さん率いるチーム「FLEX SHOW AIKAWA Racing」に対し、TOYO TIRESのSUV用オフロードタイヤ「OPEN COUNTRY M/T」を供給します。

ナタポンは、参加車両はタイ王国で人気のピックアップ「ISUZU D-MAX」2015年から3年連続優勝、2016年からは「OPEN COUNTRY M/T」を装着して参戦、優勝しています。哀川翔さんの参加車両はTOYOTA LAND CRUISER PRADO 150です。

この道なき道を行く過酷なラリーを支えるのに最重要パーツのひとつと言えるタイヤが「OPEN COUNTRY M/T」です。

 

OPEN COUNTRYシリーズは、世界で最も過酷なオフロードレースといわれる「BAJA 1000」をはじめ、国際的に認められたレースなどに継続的に参戦、制覇してきた実力と実績を持っています。ピックアップトラック/SUV/CUV 用タイヤに求められる耐久性能や耐外傷性を高め磨き込んで来たシリーズで、この高い基本性能にアグレッシブなパターンデザインを両立させ、特に大型SUV車両の普及が抜きんで高い米国で高く評価、支持されるタイヤブランドとなっているといいます。

そして「OPEN COUNTRY M/T」は、意外と思われるかもしれませんが、一般の人にも買えるハイスペックだけれど日常の一般道でも使えるタイヤなのです。「M/T」は「Mud Terrain」の略で、不整地や泥濘地なども走破できるパフォーマンスと耐久性を有する本格的オフロード向けのSUV/CCV用タイヤ。悪路走破性のみでなく、トラクション性能やブレーキ性能の向上に寄与するアグレッシブなトレッドデザインは、都会でもワイルド&タフを表現してくれるでしょう。もちろん、オフロードレースでのノウハウを生かしたタイヤ構造は、耐外傷性が高いことを証明済みです。

●OPEN COUNTRY M/Tサイズラインアップ
LT265/70R17 121P
LT305/70R16 124P
LT245/75R16 120P
LT265/75R16 123P
LT285/75R16 126P
LT315/75R16 121P
LT235/85R16 120P
LT255/85R16 123P
33X10.50 R15 LT 114P
33X12.50 R15 LT 108P

何が起こるかわからない、日本チームは何位で完走できるか? ナタポンは四度目の優勝をするのか? 追いかけてみたいと思います。

●大会概要
大会名称 第23回 サン・クロレラ アジアクロスカントリーラリー2018
公 認 国際自動車連盟[International Automobile Federation(FIA)]
タイ王室自動車連盟[Royal Automobile Association of Thailand(RAAT)]
カンボジアモータースポーツ連盟[Cambodia Motor Sports Federation(CMSF)]
主 催 オルティブタイランド/R1ジャパン
協 力 タイ国政府観光庁[Tourism Authority of Thailand(TAT)]
カンボジア政府観光局[Ministry of Tourism, Cambodia]
カンボジア五輪委員会[National Olympic Committee of Cambodia(NOCC)]
冠協賛 株式会社サン・クロレラ
大会協賛 古河電池株式会社、中央自動車大学校、株式会社ベッセル、RYUPARA
日 程 2018年8月12日~18日
総距離 約2,200km

(clicccar編集長 小林 和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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