アウディの大型4ドアサルーン「A7」のハイスペックモデル、「RS7」市販型プロトタイプが、ニュルで高速テストを開始しました。
キャビンにロールケージを備えた過激な姿で高速テストに登場した開発車両は、これまでのテストミュールではなく、生産型ボディです。三角に偽装された大口コーナーエアインテークには、ブラック・ハニカムメッシュを備える他、フェンダーエクステンション、20〜21インチホイール、楕円形ツインエキゾーストパイプも確認できます。
その心臓部には、ベントレー「コンチネンタルGT」新型にも搭載が予想される4リットルV型8気筒を搭載します。現行モデルの最高出力は560ps。その上の「パフォーマンス・パッケージ」でも605psですが、新型では650psへ向上すると見られます。また8速スピードSトロニックATと組み合わされ、AWDクワトロは標準装備されるはずです。
さらに、ポルシェ「パナメーラターボS-Eハイブリッド」から流用される「RS」初のPHEVモデルでは、リチウムイオンバッテリーと電動モーターによる150psと内燃機関の550psにより、最高出力は700psを超えると予想されています。
ワールドプレミアは、2018年内に行われる可能性が高いようです。
(APOLLO)