2018年F1第7戦カナダGPがサーキット・ジル・ビルヌーブ(4.361km、周回数70周)で開催されました。
カナダGPの楽しみといえば、予選後にパドック裏手にあるボート会場でF1チームメカニック達が独自デザインのいかだでレースを繰り広げる「いかだGP」。今年はフェラーリを除く9チームに加えFIA、ピレリ、TEAM F1、FAN’S TEAM 、TEAM CANADA GPの14チームがエントリーしました。
レースより熱い(!?)戦いを制したのは、ウィリアムズ! 達成感いっぱいの表情でしたが、本番はこれからですよ~!!
39回目の開催となったカナダGPのポールポジションを獲得したのは、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。
2番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、4番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)、5番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、6番手ダニエル・リカルド(レッドブル)が続きます。
1周目、ターン5でカナダ出身のランス・ストロール(ウィリアムズ)がブレンドン・ハートレー(トロロッソ)に接触し、ハートレーのマシンの片側がウォールに乗り上げるという、背筋の凍るような出来事がありました。
コースに戻ったものの、ストロールと再び接触し2台ともリタイア。これにより、セーフティカーが導入されました。それにしても、マシンがひっくり返らなくて本当によかった……。
5周目にレースが再開すると、大きな混乱もなく順調に進んでいきます。
16周目、上位勢で最初に動いたフェルスタッペンとハミルトンがスーパーソフトタイヤに履き替えました。
さらにその翌周、猛プッシュしていたリカルドもスーパーソフトタイヤに交換し、ハミルトンをオーバーカット! ハミルトンの前でコースに戻ったことを確認したリカルドは、「これがやりたかったんだ!」と無線で喜びを爆発させます。
32周目、ライコネンがピットイン。同じくスーパーソフトタイヤに交換し、ハミルトンの後ろでコースに復帰しました。ファステストラップを刻みながら前を走るハミルトンに迫るも、なかなかオーバーテイクできません。
36周目にボッタス、さらにその翌周にベッテルがスーパーソフトタイヤに交換。この時点での上位勢の順位は、首位ベッテル、2番手ボッタス、3番手フェルスタッペン、4番手リカルド、5番手ハミルトン、6番手ライコネンです。