まさに「ベイビーR」。アウディのミニスーパーカー・TT RS、ニュルを激走

アウディ・TTクーペの改良型に設定されるハイパフォーマンスモデル「TT RS」のプロトタイプを、ニュルブルクリンクでカメラが捉えました。

新型のパワートレインは、2.5リットル直列5気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力400ps、最大トルク480Nmを発揮。7速DCTとクワトロAWDシステムと組み合わされ3.6秒で100km/hに達します。最高速度は250km/hに電子制御されていますが、オプションでリストリクターを外せば最速280km/hの速さを発揮。まさに「ベイビーR8」と言えそうです。

ニュルブルクリンク北コースを走る開発車両は、新グラフィックのLEDデイタイムランニングライト&テールライト、冷却効果の高い大口エアダクト、固定式リアウィング、ワイドなサイドシル、19インチホイール、大径ツインエキゾーストパイプなどが装備されており、初の生産仕様と見られます。

室内では、デジタル・インストルメント・クラスターを備える最新世代の「バーチャル・コックピット」や新たなトリムカラーが予想され、早ければ2018年秋、遅れれば2019年3月のジュネーブモーターショーにも登場が期待されています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる