【新車】ジュリア譲りの走りを受け継ぐアルファロメオ初のSUV「Stelvio(ステルヴィオ)」にローンチモデルが登場

アルファ ロメオ初となる本格SUVの新型「Stelvio(ステルヴィオ)」。今年中の日本導入が目されていますが、まずはローンチエディションが6月25日に発表されます。スポーツセダンの「ジュリア」から優れたハンドリング性能と操縦安定性を受け継ぎ、アルファロメオの名に恥じない走行性能を実現しているそう。

なお、ステルヴィオの車名は、北イタリアにあるワインディングロードで48のヘアピンを持ち、歴史ある自転車レースの「ジロ・デ・イタリア」にも度々登場する有名なステルヴィオ峠に由来します。

ステルヴィオは、ジュリアに次ぐ、アルファロメオの新世代モデル第2弾となるプレミアムSUV。2016年にドイツ・ニュルブルクリンク北コースで世界最速の量産4ドアセダンの座に輝いたジュリアの最新鋭アーキテクチャーを受け継ぎ、卓越した俊敏性および操縦安定性を得ているそう。

ドライブトレーンには、あらゆる路面で抜群の安定性を発揮する4WDシステムの「Alfa Romeo Q4」を採用。走行状況に応じて前車軸に最大50%、後車軸には100%を上限に迅速なトルク伝達を行う可変トルク配分機構により、ドライバーの思い通りのラインをトレースする正確なハンドリング特性を実現するとしています。

今回のローンチモデルとなる限定車の「Stelvio First Edition(ファースト・エディション)」は、限定400台の特別仕様。20インチの5ツインスポークアロイホイールやボディカラー4色、内装色4色のカラーバリエーション、レッド仕上げブレーキキャリパー、上質なプレミアムレザーシート、ウッドパネルなどを標準装備。

搭載されるエンジンは2.0Lの直列4気筒ツインスクロールターボで、最高出力280ps・最大トルク400Nmを発生。トランスミッションは8速ATが組み合わされます。車体の軽量設計もあり、0-100km/hタイムは5.7秒という、同クラスのSUVとしては俊足といえる加速性能に注目です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる