アルファード追撃へ!メルセデス・ベンツ Vクラス改良型、高級志向と半自立運転をブラッシュアップ

メルセデス・ベンツのミニバン「Vクラス」改良型プロトタイプをカメラが再び捉えました。

捉えた開発車両は擬装が軽くなり、フロントバンパーのデザインが見えてきた他、ジエーターグリルには薄いフィンと大型化されたスリーポインテッドスターが装備されています。

注目したいのは、フロントガラス上部にあるセンサーとグリル中央の大きなセンサーです。これは半自立機能を装備している可能性があります。さらに既存の緊急ブレーキ、レーンキープアシスト、横風アシスト、クルーズコントロールなど安全システムが最新世代へアップグレードされるようです。

パワートレインは160psを発揮する「220d」、187psを発揮する「250d」がキャリオーバーされる見込みで、燃費向上がなされる可能性もあるようです。

室内には、「Aクラス」に採用が決まった「MBUX」スマートマルチメディアシステムの搭載が濃厚で、コックピットの高級化が図られます。ダッシュマウントされた2つのディスプレイのタッチスクリーンから、実行したい多くのリクエストを呼び出すことが可能で、音声入力にも対応します。

これら半自立機能や高級志向により、トヨタ・アルファード/ヴェルファイアを筆頭に存在する、国産高級ミニバンに対抗することになりそうです。

ワールドプレミアは早ければ2018年秋、遅くとも2019年春までには行われる可能性が高いようです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる