【新車】ルノー・キャプチャーがマイナーチェンジ。悪路走破性を高める新装備を搭載

3月5日、コンパクトSUVのルノー キャプチャーがマイナーチェンジを受けました。内・外装のリフレッシュや、悪路などでの走破性を高める機能「エクステンデッドグリップ」が新たに搭載されています。

外観では、フルLEDヘッドランプフをはじめ、C シェイプフロント LED ランプ、コーナリングランプ機能付 LED フォグランプが採用され、リヤには立体的なデザインのLEDランプを装備することで、新しさを演出。

一方のインテリアは、 2 トーンカラーの内装、ルーフカラーに合わせたシートカラー、ソフトタッチ素材が採用されたダッシュボードなどにより、上質な室内空間に仕立てられています。さらに前後バンパー下部に装着されたスキッドプレートにより、SUV らしさを強調されています。

新装備の「エクステンデッドグリップ」は、3 つの走行モードを用意。「標準モード」は乾燥した路面、濡れた平坦な道路など、主に舗装された道路に適応。駆動輪の空転が起きると自動的に個別ブレーキが作動し、空転を止めるよう補助。

「ソフトグラウンドモード」は、路面グリップに対して最適にエンジントルクと個別ブレーキが制御され、駆動輪を適切に空転させることで、雪や泥を取り除き、グリップが確保できるモード。

「エキスパートモード」は、ドライバーの意志を優先するためECUによるエンジントルク制御はせずに、駆動輪に適度の空転が起きると、自動的に個別ブレーキが作動して、空転を制御するよう補助するモードです。

路肩側が積雪路面、中央側が乾燥路面のように左右の駆動輪接地面が異なる路面状況でも、優れた発進性能が期待できるそうです。滑りやすい路面でも自分でアクセルコントロールができる上級者向けのモードになっています。

エンジンは、1.2L 直噴ターボエンジンで、筒内直接噴射方式、ダブル VVT(可変バルブタイミング)、ターボを組み合わせることで、1.6L 自然吸気エンジン並みの118ps、2.0L NAエンジン並みの205Nmのトルクが自慢。

価格は「ルノー キャプチャー インテンス」が2,699,000円、「ルノー キャプチャー インテンス レザー」が2,799,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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