アウディ・A1次期型、1年振りのウィンターテスト。高性能「S」は250馬力超えか?

アウディのエントリーハッチバック『A1』次期型プロトタイプが、1年振りに豪雪のスカンジナビアに姿を見せました。現場では複数台の「A1」が同時にテストをしており、差し詰め「チームA1」とも言えます。

2シーズン続けての寒冷地テストも稀ですが、1年前の開発車両と比べてカモフラージュがほとんど変わっていないのも珍しいです。それだけ慎重に時間をかけ開発を進めているのかも知れません。

変化が見られたのは、生産型のラップアラウンド・テールライトが装着されていることです。点灯した光により、グラフィックが新しくなっていることも確認できます。

次期型では軽量かつ剛性の高い「MQB」プラットフォームを採用しており、ホイールベースが延長されます。実際開発車両はリアのドアが長くなっているようです。フロントマスクは『A8』新型でも見られるアウディの新ワイドグリルになり、縦に伸びるエアインテークへ刷新されているのが分かります。またサイドミラーはドアからAピラーへ移動されていることも見て取れます。

パワートレインは6速MTまたは7速ATと組み合わされる、新開発の1リットル直列3気筒ダウンサイジングターボ、及び1.5リットル直列4気筒エンジンのラインアップが予想されます。最新情報によれば、高性能『S1』には最高出力250psを発揮する、2リットル直列4気筒ターボエンジンが搭載されるようです。

コックピットには「Apple CarPlay」や「Android Auto」対応の最新MMIインフォテインメントシステムを搭載します。オプションでは、12.3インチディスプレイを備えたデジタル・インストルメント・クラスタをセレクト可能とレポートされています。

ワールドプレミアは2018年9月と思われます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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