GM、フォード、テスラが「自動運転機能」活用で新事業への進出を計画か?

世界の自動車産業が「自動運転」や「EVシフト」に突き進むなか、「モデルS」や「モデルX」、「モデル3」などを次々世に送り出しているテスラ。昨年11月には2019年に生産開始予定のEVトラック「Tesla Semi(テスラ セミ)」を公開しました。

このトラックには満充電時の航続距離により、2種類のバリエーションが存在しており、車両価格は航続距離300マイル(480km)のモデルが15万ドル(約1,700万円)、同500マイル(800km)のモデルが18万ドル(約2,000万円)となるようで、ほとんどの運搬ルートの場合、片道が400km以内のため、航続距離500マイルのモデルなら、目的地で充電しなくても往復することが可能といいます。

イーロン・マスクCEOによると、「テスラ セミ」はディーゼル車より加速性能に優れるそうで、自動運転機能の搭載によりハイウェイ走行時の車線維持や車線逸脱防止、隊列走行などを実現しているそうです。

このように、「自動運転機能」を武器に新たにトラック市場に攻勢をかけるなど、商用車を含めたEVバリエーション拡充を戦略的に推し進めている「テスラ」ですが、一方でGMやフォードも新たな経営戦略を打ち出しています。

日経新聞によると、GMは2016年に買収したベンチャー「クルーズ」社の技術をベースに、「セルフドライビング タクシー」サービスを自ら手掛けるそうで、高利益率事業の実現を目指す模様。またフォードも自動運転車を活用したサービス展開計画をデトロイトショー2018で発表。2016年に買収した「チャリオット」社と共同でライドシェア(相乗り)サービスに乗り出すそうです。

このように米国の大手自動車メーカーは、これまでの車両開発/生産/販売に加え、「自動運転機能」を活用した自動車関連サービス事業への進出を計画している模様で、今後の動向が大いに注目されます。

Avanti Yasunori・画像:TESLA)

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この記事の著者

Avanti Yasunori

Avanti Yasunori 近影
大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからのクルマ好きで、免許取得後10台以上のクルマを乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。