フェラーリ「488 GTB」(グランツーリスモ・ベルリネッタ)に新たに投入される高性能モデルの情報が「CARB」(California Air Resources Board)から流出しました。
CARBとは「カリフォルニア州大気資源局」と呼ばれ、米カリフォルニア州の車排出ガス規制に関する認証手続きなどを実地している州政府機関です。
流出した資料によれば、そのハードコアモデルは『488スペシャルシリーズ』とされており、3.9リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載することが明記されているようです。
このスパイショットは、以前撮影に成功した『458イタリア』のテストミュールですが、スペシャルシリーズの開発車両である可能性が高いことも判明しました。V8エンジンから発揮されるパフォーマンスは、「488GTB」から30psアップの700psと見られ、大幅な軽量化を実現。0-100km/h加速は2.7秒で駆け抜けると予想されています。
フェラーリは、2019年以降全ての市販モデルにハイブリッドモデルをラインアップすると発表していますが、「488 スペシャルシリーズ」の資料には「ハイブリッド」を示唆する記載が見当たらないため、これが最後のガソリンのみの「ラスト・フェラーリ」となる可能性があるようです。
正式な車名に関して情報は入手していませんが、伝説の「GTO」などが噂されています。ワールドプレミアは、2018年3月のジュネーブモーターショーが有力です。
(APOLLO)