新型BMW M3 プロトタイプを鮮明に撮影!48Vマイルドハイブリッドは500馬力発揮

BMW・3シリーズ次期型にも設定されるハードコアモデル『M3』のプロトタイプを、初めて鮮明に撮影することができました。

前回と異なり、今回はフロントやサイドなども撮影しています。ヘッドライトはダミーですが、大型のラジエーターグリル、サイドスカート、トランクリッドスポイラー、クワッドエキゾーストパイプが装着されています。またホイール・エクステンションを付けており、トレッドが拡大されると思われます。

注目はそのパワートレインです。3リットルユニットが大幅に進化し、「ウォーターインジェクションシステム」を搭載。欧州メーカーが力を入れる「48Vマイルドハイブリッドシステム」が組み合わされると予想されます。

ポピュラーなハイブリッドに対し低コストで高燃費な上、ブースト機能によりパワフルな走りを実現し、今では「欧州標準」と言えそうです。このシステムにより「M3」次期型は500psの最高出力を発揮します。BMWは2025年までに全車に12V及び48Vのマイルドハイブリッドを設定すると発表しています。

次期型では「CLAR」アーキテクチャーを採用し、アルミニウムと高強度銅によりねじれ剛性が高められると共に軽量化が期待できます。BMWこだわりの前後重量配分50 : 50を維持しながらより低い重心とされるようです。

ワールドプレミアは2019年とされ、「M3 ツーリング」の登場も間違いないようです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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