終盤戦の飛躍をめざす、SUBARU BRZ GT300の鈴鹿ラウンドを振り返る【SUPER GT2017】

2017年のSUPER GTもいよいよ終盤戦。残すは海外戦のタイと最終戦のもてぎとなりました。終盤戦のゆくえを占う意味でも、8月26~27日に鈴鹿サーキットで行われたSUPER GT第6戦「第46回 インターナショナル SUZUKA 1000km」でのSUBARU BRZ GT300の戦いぶりを振り返ってみましょう。

予選順位は8番手。鈴鹿が得意といわれていたSUBARUとしては不本意な順位かもしれません。昨年に比べても0.5秒ほど遅いタイムとなっていますが、ここは予選日朝のフリー走行でのトラブル発生などで満足に走行することがかなわなかったことが原因とのことです。

しかし、そんな状況下であってもQ2へ進出を果たしたのはチーム力の賜物では無いでしょうか。

そんなSUBARUチームを応援するために多くのスバリストたちが鈴鹿サーキットに訪れました。決勝日の朝にはSUBARUブースの前でスバリストの大応援団が総決起集会を開き、チームへのメッセージを書き綴った寄せ書きを行うなど、スバリストの熱い気持ちが伝わってきます。

そんなスバリストたちが集う応援シートはピットのまん前。SUBARUのレースクイーンBREEZEも寄せ書きを持って応援シートのスバリストに応えます。

27日の12時38分、長い1000kmレースのスタートが切られました。このレースは鈴鹿サーキットの長い歴史の中で伝統となった1000kmレースのファイナルとなります。その記念すべくレースをSUBARUはどのように戦うのかに注目が集まります。

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
続きを見る
閉じる