三菱の次世代クロスオーバーMPV「エクスパンダー」の足元を支える、ダンロップの「ENASAVE EC300+」

8月10日から開催された「インドネシア国際オートショー」で世界初公開された三菱自動車の次世代クロスオーバーMPV「エクスパンダー」。同MPVは、インドネシアの新工場で年間8万台生産する計画で、同国で今秋より販売するとしています。

 

同モデルの足元を支えるのは、住友ゴム工業の環境タイヤ「DUNLOP ENASAVE EC300+(ダンロップ・エナセーブEC300プラス)」で、インドネシアで発売される同モデル向けに納入を開始したそうです。なお、アセアン地域をはじめとする一部の地域には、2018年初春より出荷する計画としています。

今回、三菱エクスパンダーに装着される「ENASAVE EC300+」は、三菱・エクスパンダーが要求する高い環境性能を実現するため、ダンロップの低燃費タイヤ「ENASAVE」シリーズの開発で培った低燃費タイヤ技術が投入されています。タイヤの転がり抵抗低減による燃費性能の向上はもとより、安全性能や乗り心地を高次元でバランスさせたとのこと。

同モデルの日本への導入はアナウンスされていませんが、エクリプスクロスと同様に発売されれば、三菱のSUVがさらに注目を集めるのは間違いなさそうです。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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