4年ぶりのマイナーチェンジで内外装をリフレッシュ、電子系装備を充実させた新型VWゴルフ。走りは従来どおりの納得のいくものでした。
試乗したモデルは1.4リットルエンジンを積む、最上級のTSIハイラインというグレードです。標準的なボディといえる5ドアハッチバックとバリアントと呼ばれるワゴンボディの2タイプに乗りました。
走りの第一印象は「ゴルフらしいスッキリしたもの」でした。
1.4リットルという排気量でありながら最高出力は140馬力、最大トルクは250Nmと十分なスペックを持っています。組み合わされるミッションはDSGと呼ばれるクラッチペダルレスの2ペダル・マニュアルミッションで、オートモードも備えています。
通常の走行ではオートモードで走ることになりますが、このフィーリングがじつに気持ちいいです。信号待ちからの普通の発進では、まるでCVTのようにスムーズで連続感のあるシフトアップをします。