ジープが1992年の「Comanche」(コマンチ)以来の投入となる、新型ピックアップの市販型プロトタイプをカメラが捉えました。
ジープは、2005年に「グラディエーター」、2012年に「J-12」など、ピックアップのコンセプトモデルを発表してきましたが、市場への投入は実に27年振りとなります。
ベースとなるのは、開発が進むラングラーの4ドアモデル「アンリミテッド」次期型で、コードネームは「JT」と付けれています。
捉えたプロトタイプは、かなり重いカモフラージュのためデザインのディテールは不明ですが、大きなリアウィンドウと広い荷台が確認出来ます。フードやドアにアルミニムを採用し、大幅な軽量化が図られる見込みです。
パワートレインは、2リットル直列4気筒ターボチャージャー、3リットルV型6気筒ガソリン、2.2リットル直列4気筒ディーゼルエンジンなどのラインナップが予定されているほか、ハイブリッドモデルの投入も噂されています。
ライバルとなるフォード「F-150」を始め、メルセデスベンツも「Xクラス」を投入するなど、熱くなる高級ピックアップ市場は要注目です。
ラングラー次期型は2017年秋に公開が予想され、ピックアップは、2018年前半にもワールドプレミアが期待出来そうです。
(APOLLO)