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■50万円以下でも多彩なクルマが選べる
この春、大学に進学した人の中には、春休みにすでに自動車運転免許取得済みの人や、これから教習所に通う予定の人など、さまざまいることでしょう。
コロナ禍の中、クルマによる移動が再認識されたことで、クルマ離れ?と言われる若い方たちが自動車教習所に通い、免許を取得しようとする傾向が多くなっています。免許取得中の方は、卒業までにじっくりとクルマ選びもしておきたいところです。
今回は、そんな免許取り立て、もしくは取得中の皆さんにオススメの、予算50万円以下で購入できる中古車5モデルを紹介します。
●日産ジューク/個性的なデザインはいまでも新鮮
現在、国産車で人気が高いのがSUV(スポーツユーティリティビークル)です。国産車でもコンパクトサイズからラージサイズまで様々なボディサイズがラインアップされています。
免許取り立てということで、取り回ししやすいコンパクトサイズSUVから日産ジュークをピックアップしました。
ジュークは2010年〜2019年まで販売されたコンパクトSUVのパイオニアです。
現在、予算50万円で購入できるジュークの中古車は約157台流通して最安値は約26.8万円です。そのほとんどが1.5Lエンジンを搭載した2WD(FF)車となっています。
ジュークの個性的なデザインは、生産終了した現在でも全く古さを感じさせません。
●スバル・インプレッサスポーツ/運転支援システム「アイサイト2.0」を搭載
予算50万円でも安全性を考えて、運転支援システムが装着していたほうが良い、という人にオススメしたいのがスバル・インプレッサスポーツです。
50万円でも狙えるインプレッサスポーツは、2011年〜2016年まで販売された4代目の旧型モデルとなります。全長4415mm×全幅1740mm×1465mmの3ナンバーボディですが、取り扱いやすいのが特徴です。
インプレッサスポーツは、スバル独自の運転支援システムであるアイサイトver.2.0を搭載しており、約73台流通している50万円以下の中古車でも装着車が見つけられます。インプレッサスポーツの中古車はエンジン排気量より、アイサイトの装着を重視して探しましょう。
●ホンダCR-Z/ハイブリッドシステムを積むコンパクトスポーツカー
ホンダCR-Zは2010年〜2017年にかけて販売されたハイブリッドコンパクトスポーツカーです。全長4mのボディに2+2のパッケージを採用したライトウェイトスポーツで、CVTだけでなく、6速MTも選ぶことができます。
搭載する1.5L直列4気筒i-VTECエンジンにIMAシステムを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、キビキビとした軽快な走りが特徴です。
現在、予算50万円で手に入るCR-Zの中古車は約100台流通しています。その中でMT車は13台、最安値は18万円からとなっています。
●トヨタ・カローラ フィールダー/走行性能も荷室の広さも完璧
SUVのように荷物がたくさん詰めて、セダン並みに低重心、高い走行性能も発揮できるという良いとこ取りのクルマがステーションワゴンです。現在日本市場では、ステーションワゴンはやや人気薄ですが、アクティブに出掛ける人にとってはピッタリのクルマです。
予算50万円で手に入る国産ステーションワゴンの中から、2006年〜2012年に販売されたトヨタ旧型カローラ フィールダーをピックアップしました。
取り回しのしやすい5ナンバーサイズですが、ラゲッジ容量は5人乗車時で403L、後席をすべて倒すと801Lまで拡大し、長尺物も積載可能です。
現在、50万円以下で購入できる旧型のカローラ フィールダーは約175台流通していて、スポーティな外観のエアロツアラーも選ぶことが可能です。
■ホンダ・オデッセイ/多人数でのキャンプにもバッチリ
気の合う仲間と一緒にキャンプなどに出掛けたい、というのであれば、ミニバンがオススメです。ミニバンの中でもスタイリッシュなデザインの旧型ホンダ・オデッセイならば若者にもピッタリです。
2008年〜2013年まで販売された旧型オデッセイの2WD車は全幅1800mm、全高1545mmなので、都市部に多い立体駐車場にも対応している優れたパッケージングが魅力です。
普段は5人乗り+広いラゲッジとして使え、万一の時にはサードシートも使えば、多人数乗車も可能となっています。
予算50万円で購入できる旧型オデッセイの中古車は約345台流通しています。エアロパーツや専用サスペンションを採用し、走行性能を向上させたアブソルートは使用ガソリンがハイオクとなる点がネック。レギュラーガソリン仕様ながらスポーティな外観の、2.4Mエアロパッケージやファインスピリットがオススメです。
※文中の中古車流通量や相場は、2022年5月上旬のものです。
(文:萩原文博/写真:トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工場、SUBARU)
※この記事は2022年5月16日に再編集しました。
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