3月22日に開催された審議会で国土交通省・経済産業省から、2018年10月以降の新車に新しい燃費基準「WLTPモード」が導入されるという案が提示されました。
今後、6月に省エネ法(エネルギーの使用の合理化等に関する法律)が改正され、2018年10月から新燃費基準に移行する見込みとなっています。
ちなみに、この審議会は【「交通政策審議会陸上交通分科会自動車部会自動車燃費小委員会」および、「総合資源エネルギー調査会省エネルギー・新エネルギー分科会省エネルギー小委員会自動車判断基準ワーキンググループ」】という気が遠くなりそうな長い名称になっています。
新燃費基準「WLTPモード」の概要は、昨年10月末に国交省、経産省からすでに発表されており、JC08モード燃費が「平均(値)」のみだったのに対し、「市街地」、「郊外」、「高速」という3つのシーンに応じたカタログ燃費が追加され、さらに「平均(値)」も含めた4つの燃費が記載されることになります。