ルノー・日産とトランスデブ社が無人運転の公共交通機関を共同開発!

電気自動車をリードするルノー・日産アライアンスは、欧州最大の公共交通機関コンサルティング企業「トランスデブ社」と、無人運転車を利用した公共交通やオンデマンド型モビリティに関して共同開発することを発表しました。

電気自動車に加え、自動運転にも注力している同アライアンス。日産が掲げる『ゼロ・エミッション(排出ガスのない)、ゼロ・フェイタリティ(事故のない)社会』という目標に向けたテクノロジーの開発ともいえます。

このトランスデブ社との提携は、まさに電気自動車や自動運転車の開発などで得た知見を共有するもので、先進的かつ環境に優しい無人モビリティシステムの誕生が期待できるものです。

なお、共同開発の第一段階としては、欧州で最も売れている電気自動車ルノーZOE(ゾエ)を持ちいたパリでの実証実験などを行なう予定とアナウンスされています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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