1999年、最高執行責任者(COO)という肩書きでルノーから送り込まれたカルロス・ゴーン氏。さらに、2005年には社長兼最高経営責任者(CEO)に就任。COO、CEOなどの当時、聞き慣れない役職名はちょっとした話題を集めました。
ルノー・日産アライアンスを率いてきたカルロス・ゴーン氏は、事実上、傘下に収めた三菱自動車の会長も務めています。さぞやご多忙だと思いますが、日経新聞に連載されたコラム「私の履歴書」には、多忙を乗り切る時間術だけでなく家族との時間も大切にしてきたこれまでの経緯が書かれていて、世界を代表する経営者の凄みを感じました。