ヤマハのMTシリーズの2017年モデルが続々と発表されておりますが、シリーズの中堅機ともいえる「MT-07/MT-07 ABS」にも新色が追加されました!
今年の「MT-07」シリーズは、上位機種の「MT-09」シリーズに負けず劣らず、上質に仕上がってます。
「MT-07」といえば、688ccの直列2気筒エンジンを搭載し、独創的なスタイルで人気のモデルです。近年のヤマハ製スポーツバイクの「ミドルクラス」を象徴する一台とも言えます。
よく「MT-09の弟分」と表現されることもありますが、その性能はかなりのもの。
実際に両機種に試乗してみるとわかるのですが、たしかに絶対的な加速力やパワーはMT-09に軍配が上がります。しかし正直なところ、一般道のワインディングなどで必要なパワーは、MT-09ではオーバースペック気味。MT-07でも十分すぎるほどです。
逆に車重の軽いMT-07の方がヒラヒラ倒せて、スロットルを開けるのもMT-09ほど気を使わなくて良いので「乗りこなす楽しさ」はMT-07もかなり高いと思います。