ヤマハの原付スクーター「ビーノ」に2024年モデル登場。赤・紺・水色のキュートな新色3タイプを追加

■価格は据え置きの21万4500円

ヤマハ発動機(以下、ヤマハ)は、レトロでポップなスタイルで人気を誇る原付一種スクーター「ビーノ(Vino)」に、新色を追加した2024年モデルを発表しました。

ヤマハ・ビーノ(新色ライトブルー)
ヤマハ・ビーノ(新色ライトブルー)

1997年の登場以来、街にマッチするファッショナブルなスタイルなどが根強い支持を受けているロングセラーモデルがビーノ。

新型では、使い勝手のいい装備などはそのままに、キュートで自分らしさを表現できる3色を新たに追加しています。

●街を小粋に走れる原付一種スクーター

約27年もの長い間、街を小粋に走れる原付一種スクーターとして、女性など幅広い層から支持を受けているのがビーノです。

ヤマハ・ビーノ(新色マットブルー)
ヤマハ・ビーノ(新色マットブルー)

外観は、フロントカウル中央にある丸くて大きなヘッドライトが印象的。ビーノが持つレトロでポップなスタイルを最も象徴するデザインとして、初代モデルから現行モデルに至るまで、形状をアップデートさせながらも脈々と受け継がれています。

現行となる3代目は2018年に登場。このモデルから、ホンダとヤマハの業務提携により、ホンダの「ジョルノ」をベースに外装などを変えたOEM車となりましたが、街にフィットする小粋なスタイルは未だ健在です。

エンジンには、最高出力4.5psを発揮する49cc・水冷4ストローク単気筒を採用。アイドリングストップ機能などの採用により、WMTCモード値58.4km/Lという優れた燃費性能を誇ります。

ヤマハ・ビーノ(新色レッド)
ヤマハ・ビーノ(新色レッド)

また、左のレバー(後輪ブレーキ)を操作すると、前輪にもほどよく制動⼒を配分し、ブレーキングをサポートするコンビブレーキも採用。様々なスキルのライダーが、安全に走るための細かい配慮もなされています。

実用性の高い装備も魅力です。⼩物を収納できる左側のグローブボックスには、便利な12Vのアクセサリーソケットも装備。インナーカウル右側には500mlのペットボトルが収納できるインナーボックスも設置しています。

加えてシート下には、ヘルメットやレインウェアなどを入れられる容量約20Lのトランクを採用。シャッター付きキーシリンダー、後輪タイヤのロック機能などが、駐車時のいたずらや盗難を抑止し、高い安心感も提供します。

●新色を加え全6色をラインアップ

そんなビーノの2024年モデルでは、前述の通り新色3タイプが追加されています。

ヤマハ・ビーノ(新色ライトブルー)
ヤマハ・ビーノ(新色ライトブルー)

ビビッドでレトロな色調の「レッド」は、シートやフートレストにブラックの差し色も入れることで、日常が非日常に変わる予感を感じさせるポップな色合いとなっています。

「マットブルー」は、スポーティなブルーとハスキーグレーをマッチングし、クリーンでシンプルな大人のモード感を表現したカラー。

ヤマハ・ビーノ(継続色のブラウン)
ヤマハ・ビーノ(継続色のブラウン)

「ライトブルー」には、フロントカバーやシート下にクラシカルなホワイトも用いることで、カジュアルファッションに似合うピュアでナチュラルなカラーリングとなっています。

なお、従来の「ベージュ」「ブラウン」「ブラック」も継続販売され、全6色をラインアップ。

価格(税込)は、据え置きの21万4500円で、2024年2月29日に発売される予定です。

(文:平塚直樹

この記事の著者

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平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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