マツダ・デミオがハイブリッドなどの飛び道具を使わず、「30km/L達成!」と大々的に打ち出している今日この頃。しかし、ダイハツもやってくれました。こちらも純ガソリン車で30km/Lを達成したのです! えっ、同じじゃないかって? 違うんです、デミオの30km/Lは10・15モード、ダイハツの30km/LはJC08モードなのですから。
10・15モードとJC08モードは、どちらも燃費を測定する方式の名称なのですが、後者のほうが実際の使用状況に近いものとなっていて、それだけ測定結果は厳しくなりがち。だから同じ30km/Lでもダイハツのほうがよりエライ!ということになるのです。
で、ダイハツがこの驚異的な数字を達成するためのカギになったのが、新開発の「e:Sテクノロジー」です。今年9月発売予定の新型軽自動車にこの技術が搭載される予定とのこと。先日行われた技術発表会では、偽装を施した新型軽自動車に試乗する機会がありましたので、次回はその印象をお伝えしたいと思います。
(キダ・タツロー)