トラストのメーターは、視認性重視の昔ながらのシンプルさで人気。コクピット内に2コ、3コ、4コ、5コ・・・ズラズラッと並べられるメーターは、チューニングカーの証ともいえるもの。
その定番メーターに2017年2月、新たに「sirius(シリウス)」がラインアップ、オートサロンでお披露目されました。しかもコレ、ただのメーターではない、技ありの、心躍る見た目の煌びやさも纏っています。
まずひとつめは、黒ベースに白と赤にアナログ表示される「sirius meter(シリウス・メーター)」(価格:2万4000~3万1000円税抜)。これにはブースト、水温、油温、油圧、燃圧計がラインアップ。従来のものに比べ、立体的なフォルムが新しい。
ふたつめ。ナニ?この薄い板状のものは??? これが初登場、無機ELの自発光式透過型メーター「sirius vision(シリウス・ヴィジョン)」(価格:4万8000円税抜)。ブースト、油温、油圧、汎用圧力、汎用温度などの9項目から、表示したい2項目までを選択。黄色に光るバー表示とデジタル表示を別々に設定することで、大量のメーターを並べる必要がなくなり、コクピットがシンプルになるメリットも。
そして、3つめ。上記ふたつのメーター、meterとvisionを合体させることで生まれる「sirius unify(シリウス・ユニファイ)」(価格:6万7000~7万4000円税抜)。meterの前面にvisionを組み合わせることで、奥のアナログメーターと手前のデジタルメーターがひとめでチェックできるというもの。
unifyにすることで、例えば、meterにはブースト計を、visionには油温、燃圧を表示させる、とか。またmeterのブースト計にvisionにもブースト表示させれば、アナログとデジタルの両方でブーストチェックができる、とか。
どちらに何を表示させるか? 数個のunifyですべてを表示させるか!? どの組み合わせを選ぶかは、アナタ次第。さて、どーする? (別途、「sirius control unit」(価格:1万7000円税抜)が必要です。)
(永光やすの)