「CCOTY(クリッカー・オブ・ザ・イヤー)」の投票、ホンダ・フリードとともに3位には、プジョー308 BlueHDiを選びました。
2016年夏、プジョー、シトロエン、DSの各ブランドに導入されたディーゼル。本場フランスからやってきたディーゼルは、1.6L(SOHC)と2.0L(DOHC)の直列4気筒ディーゼルターボを用意しています。
アドブルー(尿素水溶液)とDPFを使った排ガス処理システムで、エントリー価格はシトロエンC4 FEEL BlueHDiの279万円。コスパでいえば現在の欧州Cセグメントで最強なのは間違いありません。
私も400kmほど乗りましたが、シトロエンらしいソフトな乗り味(適度な)と、ディーゼルらしいトルクフルな走りは非常に好ましく感じます。しかし、旧世代のプラットフォームを使っていることもありボディの剛性感、動的質感という意味では厳しいのは確か。エンジンノイズやパターンノイズも街中の速度域で大きめに侵入してきます。