ついにトヨタが地元、富士スピードウェイで 今期WEC初優勝を遂げました。
2016世界耐久選手権(WEC)第7戦富士6時間耐久レースは富士スピードウェイで開催され、決勝が午前11時にスタート。午後5時にゴールです。
オープニングラップ、5番手スタートのアウディ7号車が好スタートを切り、前にいるトヨタ2台をかわしていきます。しかし、トヨタも負けてはいられません! トヨタ6号車はすぐさまアウディ7号車を抜き3位へ浮上。
一方、3番手スタートのトヨタ5号車は出遅れてしまい5番手まで順位を落としてしまいました。
そんなアウディ7号車ですが、ペースが上がらず緊急ピットイン。MGU(モータージェネレーターユニット)のトラブルだそうなのですが、マシンが直らずそのままリタイアとなりました・・・。
好調のトヨタ6号車はレース序盤にポルシェ1号車をかわし、2番手へ! 順調に周回を重ねレース終盤のピットインで、前を走るアウディ8号車を抜きトップに立ちます!! しかしアウディ8号車のストレートスピードにかなわず、再び2番手へポジションを戻します。
更にその後、後ろを走るポルシェ1号車と抜きつ抜かれつの激しいバトルを繰り広げるトヨタ6号車。WECは4つのクラスが混走してレースを行うので、ポジション争いも至難の業です。何台ものマシンを抜きながらのバトルは、手に汗握るほど面白い!
抜かれても抜き返すトヨタにメディアセンターからも拍手が起こりましたが、残念ながらポルシェ1号車に抜かれてしまい3番手へ順位を落としてしまいました。