Cクラス、Eクラス、Sクラスと、メルセデス・ベンツのブランドの核となるのは今も昔もセダン。最近は遠くから眺めると、一見CなのかEなのかSなのか(CとSはサイズ感もあってさすがに分かりますが)分からないほど似通って感じます。
コアとなるセダンだけに、意図的にこうしたデザイン・フォルムが採用されているのでしょう。
しかし、新型EクラスはCクラスとは異なり、「アバンギャルド」を中核モデルとして展開し、最上級グレードとしてSクラスと似た印象の強い「エクスクルーシブ」を据えています。
最廉価グレードでもAMGラインのスポーティな「アバンギャルド」となっているのが新型Eクラスの特徴。
ボディサイズは全長4950×全幅1850×全高1455mm(写真のE 200 アバンギャルド スポーツ)で、先代のE 250 アバンギャルドは全長4890×全幅1855×全高1455mmですから60mmも全長が長くなっています。