トップはホンダN-BOX。販売再開の日産デイズは?〜2016年7月の軽乗用車販売

2016年7月の軽乗用車セールスランキング(速報)が、一般社団法人 全国軽自動車協会連合会より発表されています。

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●2016年7月 軽乗用車販売ランキング(軽自協調べ・速報)
1位 ホンダ N-BOX 13,023台
2位 ダイハツ タント 12,790台
3位 スズキ アルト 7,680台
4位 日産 デイズ 7,521台
5位 ダイハツ ムーヴ 7,117台
6位 スズキ ワゴンR 6,969台
7位 スズキ スペーシア 6,768台
8位 スズキ ハスラー 6,710台
9位 ホンダ N-WGN 6,155台
10位 ダイハツ ミラ 5,988台

ホンダN-BOX、ダイハツ・タントのトップ2は不動といえる軽乗用車ランキングですが、7月より販売再開している日産デイズが4位に登場、押し出されるように前月3位のホンダN-WGNが9位になっています。

トップ2が盤石と思えるのは、その台数だけではありません。前年同月比で見ても、スーパーハイトワゴンの2台は110%近い数字で伸びを感じさせるのに対して、そのほかのモデルは60~80%台の数字となっているのです。

注目は、前年同月比134.2%と大きく伸びているスズキ・スペーシア。これまでスーパーハイトワゴンでは遅れをとっていましたが、伸びるきっかけをつかんだということでしょうか。

さて、前年同月比といえば、バックオーダーを抱えた状態のホンダS660にも変化が見えます。前年同月比78.1%、前月比87.0%の902台となっているのです。オーダーから納車までの時間がかかることで距離を置いていたユーザー層にとっては、そろそろ狙い目の時期になってきたと言えそうです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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