7月10日に予定されている参議院選挙に向けて、街中で候補者が演説する姿をチラホラと見かけるようになってきました。そんななか、虎ノ門ヒルズで行なわれた演説には思わず足が止まってしまいました。
多くの人々が注目する中、登壇したポルシェ ジャパン株式会社 代表取締役社長である七五三木 敏幸氏は冒頭で「7月から本社が虎ノ門ヒルズへ移転し、ポルシェ ジャパンは新たな幕開けを迎えた」と挨拶。さらに「期待を越えた歓びを提供するために挑戦を続ける」と決意を新たにし、その実現に向けた3本の矢を表明しました。
まず第一が「欲しい!」と思わせる魅力的なモデルの投入。
ポルシェにとって日本は世界で5番目の規模をもつ重要なマーケットであり、基幹モデルの「911」をはじめ、SUVの「カイエン」や「マカン」、サルーンの「パナメーラ」など多彩なジャンルへの展開もあって、20年で販売台数は約3倍へ。今後もその勢いを絶やさないために、新モデルの投入には積極的に取り組んでいくとのこと。
第二が「環境への取り組」み。
これは過去と現在そして未来のポルシェを含めた取り組みであり、例えば2015年11月からクラシックポルシェのための最適なサポートを提供するポルシェクラシックパートナーを認定し、既存のポルシェを長く大切に乗り続けるための地盤を固めています。
また、現在販売中のモデルでは、「カイエン」と「パナメーラ」へのプラグインハイブリッドの設定に加えて、「911」「718ボクスター」で採用したターボエンジンによる高効率化も環境対策の一環のひとつ。将来的にはEVを投入していくことが明かされました。
そして、ここに新たなモデル「718ケイマン」が、いよいよ日本で初めてその姿を現しました。