いままでコンセプトカーがなかったのは意外な気もしますが、純然たるコンセプトカーとしてはブランド初となる「ロールス・ロイス ビジョン・ネクスト100」がロンドンで発表されました。
以下の4つのビジョンを提案し、未来の個人向け輸送手段は実用的かつ機能的なものとなるという一般的な考えを拒否しています。
パーソナル・ビジョン(個人の好みを反映)
エフォートレス・ジャーニー(平易な旅程)
グランド・サンクチュアリ(豪奢なる聖域)
グランド・アライバル(威厳のある到着)
2030年以降と想定されている「完全自動運転(レベル4)」が実現すると、運転する喜びはもちろん、クルマの「走り」や「乗り味」などのフィーリングが問われることもなくなり、自分で愛車を所有することもほとんどなくなるのでは? といった予想する向きも確かにあります。