2016年7月2日(土)~7月3日(日)、東京ビッグサイトにてキャンピングカーを展示する「東京キャンピングカーショー2016」が開催されます。
年間を通じて100台を越えるイベントは「東京キャンピングカーショー」のみで、12回目となる今回は過去最多となる約160台が一堂に会します。
一般社団法人日本RV協会の調べによると、キャンピングカーの購入者の中心は40~50代が約70%と圧倒的ですが、60代以上も約25%となるなど、その年齢には広がりが見られるとのこと。
このように子育てや仕事から解放されたシニアのセカンドライフを支える一方、近年では災害時のシェルターなど街中での活用への注目も強まっているといいます。
キャンピングカーと聞くとトラックの荷台を改造したようなものをイメージしますが、現在はシンクなども備えた本格派から、横になって休むスペースだけといった簡易的なものまで、その形態は多岐に渡ります。
日本RV協会によると、近年、広々空間を誇る軽自動車がベースの「軽キャンパー」が世帯年収400万円未満の方から多くの支持を集めていたのが特徴でしたが、キャンピングカーライフの成熟度の高まりを受けて、さらなる機能を求める声が増えており、もう一回り大きく改造の自由度が高い「ミドルキャンパー」への人気が高まっているようです。
価格も300~400万円台と比較的リーズナブルで、多くの人が想像するキャンピングカーよりも取り回しに優れているため、「軽キャンパー」ユーザーの次の選択肢として注目されています。今回の「東京キャンピングカーショー2016」では18台が展示され、そのスペースは最大規模となっています。
公式サイト:東京キャンピングカーショー2016|キャンピングカー専門イベント情報サイトJRVA-EVENT.COM
(今 総一郎)