2015年の東京モーターショーに世界初公開された電動カブ「EV-Cub Concept」が「人とくるまのテクノロジー展2016」にも出展されました。
カブといえば、1958年に発売された初代スーパーカブ以来、日本だけでなく世界中で愛されていますから、時代に合わせたEV化はぜひ期待したいところ。
「EV-Cub Concept」は、参考出品のコンセプトカーということで詳細は明らかにされていませんが、家庭のAC100Vで気軽に充電でき、バッテリーも脱着可能。
盗難対策なのかあるいは蓄電池としても想定しているのか分かりませんが、電動アシスト付自転車が人気を集めているいま、発売されればコンシューマ向けとして話題を集めそうです。
担当者にお話を伺うと、この電動カブ「EV-Cub Concept」は、新聞配達などの商用ニーズではなく、一般ユーザーを想定。さらに、ホンダの仕事外活動から発展したものではなく、市販化も見据えている模様です。
(文/写真 塚田勝弘)