1621キロ走って検証して驚いた。やっぱり気になる新型ロードスターの実燃費はどのくらい?

たまにはスポーツカーの燃費の話でもしてみましょうか。

スポーツカーは燃費が悪い? ときどきそんなことを言う人がいます。もちろんクルマ好きならデマだとわかるけれど、クルマに詳しくない人は信じてしまうこともあるみたい。

確かに最高出力を競うような大排気量のエンジンを搭載した重量級のスポーツカーなんかの燃費は決してよくないけれど、コンパクトなエンジンを積んだ軽量スポーツカーはけっこう自慢できる燃費を涼しい顔をして出すんですけどね。

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例えばマツダ・ロードスター。ベースグレードの車両重量は1トンを切っている軽さ自慢で、エンジン排気量も1.5Lと小さめ。要素としてはかなり期待できるだけに、果たしてどのくらいの実燃費が出るのか興味深いのは僕だけじゃないでしょう。

というわけで走ってきました。鹿児島県の指宿から東京まで1621.7km。本当の目的は燃費テストではないけれど、せっかくそんな距離を走るのだから燃費もしっかりチェックしてみたわけですよ。

クルマは新型(ND)ロードスターの『Sレザーパッケージ』で6速MT。燃費に寄与するオプション装備のアイドリングストップ+i-ELOOPは非装着の、ごくごくありがちな仕様ですね。

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この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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