1月17日に東京オートサロンの屋外会場で開催された「D1GPキックオフ」。
絶対に狭いとしか言いようのない特設コースをド迫力で駆け抜けるD1マシンたち。
その中でも圧巻の迫力は、煙の量がとんでもない2015チャンピオン川畑真人選手のGT-R。箱根ターンパイクのヒルクライム動画でもご存知の方は多いでしょう。
そのGT-Rを追撃するかのように現れたのが、なんとレクサスLFA。
ドライブするのは今村陽一選手。キックオフのデモランとはいえ、表情は真剣そのもの。
単走での走りは豪快そのもの。煙の量もGT-Rに負けていない。
追走でも高橋邦明選手のマークX G’zにグイグイ入っていく。
GT-Rといい、LFAといい、時代はスーパーカーになっていくのでしょうか?と思いきや、D1GPの本戦は86で戦うという今村選手。LFAはエキシビジョンマッチだけの貴重な走行。
さすがに新車市販価格で数千万のフルカーボンなクルマをおいそれと使うわけにはいかないのでしょう。しかし、今村選手が本戦で使うTOYOTA86は、NASCAR用のV8エンジン搭載ですから、走りの迫力は勝るとも劣らないものになりそうです。
(写真・文:松永和浩)