クルマのパワートレーンは、ガソリンエンジンをはじめ、ハイブリッドや電気自動車(EV)、「トヨタ・ミライ」で話題となった燃料電池車など、実にバリエーションが多彩です。
国内で販売されているエコカーに搭載されるエンジンは依然としてハイブリッドが主流ですが、徐々に注目が集まっているのがディーゼルエンジン。
“軽油”を燃料とするから、レギュラーやハイオクよりも10~20円/リッターは安く済む上に低燃費。さらには力強さも兼ね備えるという死角のない心臓であります。
ディーゼルエンジンは国内では「マツダ」の存在感が印象的ですが、徐々に高まる人気に目を付けて海外メーカーも積極的に導入を進めています。そして今回、スウェーデンで生まれ育った「ボルボ」が販売の中核モデルに一斉に搭載してきたのです!!
今回借りたのは「V40クロスカントリー」。コンパクトカーの「V40」をベースに、最低地上高を上げたほか、ボディ下部をプロテクターで覆ったり、ルーフレールを設置することで、SUVテイストを採り入れたアクティブな雰囲気があふれる一台です。