2015年4月20日に開幕した上海モーターショー、スズキは新開発1.4リッター直噴ターボガソリンエンジン「 BOOSTERJET(ブースタージェット) 」を世界初公開しています。
3月のジュネーブモーターショーでは、1.0リッターの直噴ターボとして「ブースタージェット」を公開しています。1.0リッターは3気筒と見られていますが、公開された動画から1.4リッターは4気筒となっていることが見て取れます。
公開されたイラストを見ると、1.0リッターと同様に、エンジンヘッドにターボチャージャーが直付けとなってえいることも確認できる1.4リッター版ブースタージェット。コンパクトな設計は、軽量化に配慮していることもうかがえます。
ダウンサイジング指向のガソリン直噴ターボエンジンというのは、世界的なトレンドのひとつ。もともと軽自動車エンジンで小排気ターボのノウハウを持つスズキのグローバルユニットのバリエーション拡大には、その仕上がりに期待といえそうです。
なお、1.4リッター直噴ターボの搭載モデルを中国市場に投入、順次グローバル展開していくこともアナウンスされています。
(山本晋也)