先頃開催されたロサンゼルスモーターショー14でVWグループが「ゴルフ・ハイモーション」や「アウディA7スポーツバック h-トロン・クワトロ」といった量産モデルのFCV版を公開。
VWはこれまでもEV版の「e-Golf」やPHV版の「Golf GTE」を発表するなど、会社の方針として専用モデルは作らず、量産車の選択肢の一つとする姿勢を貫いています。
FCVのシステムコスト自体が高額だけに、これはこれで合理的な手法と言えそうです。
今回発表されたゴルフのFCV版ではエンジンルームに相当する場所に心臓部となるFCスタックを搭載。
床下に4個のカーボンファイバー製水素タンクを搭載しており、水素充填(70MPa)に要する時間は3分、最大航続距離は約500kmとなっています。