車両の後部には大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載、減速時のエネルギーを回生して蓄電、急加速が必要な際に、モーターへ送って加速をアシストします。
システム出力は136psで0-100km/h加速は10秒。
この燃料電池システムはVWの電気駆動テクノロジーセンターで開発されたもので、基本設計はVWによるもの。
「アウディA7スポーツバック h-トロン・クワトロ」にも流用されており、モーターは「e-Golf」用を流用。
駆動方式ではアウディが4WDなのに対してゴルフはFF仕様、アウディがPHVなのに対してゴルフは外部充電機能を持たない純粋FCV。
今回の「ゴルフ・ハイモーション」の登場でゴルフは「TSI」(ガソリンエンジン)、「TDI」(ディーゼルエンジン)、「TGI」(天然ガス)に加えて「EV」、「PHV」、そして「FCV」と他に類を見ない多くのバリエーションを持つことに。
VWがグループ内で共通化を推し進めている「MQB」プラットフォームがこうした多彩なバリエーションを生み出す原動力になっているようです。
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